家作りで肝心の間取り作り。
悩みに悩むし、迷うし、不安が押し寄せてくるかもしれないけれど、それくらい真剣に取り組むべきものが間取り作りだと思います。
その間取りで何十年も生活していくんですから!
注文住宅を建てるなら、担当者の人に間取り作りを全てお任せするのではなく、一度自分で間取りを書いてみる事をおすすめします。
私も間取り作りの当初は工務店にお任せ状態だったんですが、提案してくれる間取りがどれも希望に合わず全くピンと来なかったんです。
そこで、自分で間取りを書いてみようと思いました。
元々は全く間取りなんて書けなかった私が、徐々に書けるようになって…
最終的には、自分で書いた間取りで家を建ててもらう事に(笑)
全く間取りが書けなかったド素人の私が、書けるようになった自分で間取りを書く方法をご紹介します。
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間取りを自分で書く!手書きの書き方6ステップ
間取り手書きの6ステップはこちら
1.理想の暮らしを明確にしておく
2.必要な部屋を書き出す
3.玄関・駐車場の場所を決める
4.良いと思う間取りをいくつかピックアップ
5.方眼紙に間取りを書き込んでいく
6.間取りが書けたらそこで生活するイメージをしてみる
間取り作成を「手書き」でした方が良い理由は、間取り作成アプリや無料ソフトだと使い方を把握するまでに時間がかかって、結局思い通りの間取りが作れないからです。
と言いながら、私も最後はパソコンソフト3Dマイホームデザイナーを買いました。有料ソフトだけあって使いやすかったです
手書き間取り作成で用意するもの
✔️ 方眼紙・鉛筆・消しゴム・定規 だけ!
方眼紙は文房具屋で購入するか、ネットで『方眼紙 ダウンロード』
で検索すると無料ダウンロードもできるので、それをプリントアウトして使います。
方眼紙のマス目は、1cm角以上のものが書きやすいです。
1.理想の暮らしを明確にしておく
間取りよりも、まずは理想の暮らしを明確にすることが大切です!
家づくりがスタートしたら、まず間取りをどうしよう?
と考えてしまうかもしれませんが、それよりも
どんな暮らしがしたいか?
自分や家族の理想の暮らしを明確にしておくのが先です。
家ノートを作って、自分や家族がどんな暮らしをしたいのか?自己分析しましょう。
家ノートとは、家を建てたくなったら という本の中で紹介されている、家づくりの一番最初のステップです。私はこの本と、家ノートのお陰で家づくりに成功しました。
理想の暮らしを明確にして、リストアップします。
そして、それらの理想を反映させる間取りを作っていきましょう。
2.必要な部屋を書き出す
家に必要な部屋を書き出します。
先に書き出しておかないと、間取りを作ってから、あれ忘れた!
となると後から加えるのが難しくなるので。
大体、以下の部屋が必要になります。
- 玄関
- 玄関ホール
- リビング
- ダイニング
- キッチン
- 洗面所
- トイレ
- お風呂
- 寝室
- 子供部屋
- 階段
- 収納
+アルファあると便利な部屋は
- 和室
- パントリー
- シューズクローク
- 洗濯室
- ファミリークローゼット
- 書斎
- 客間 などなど
ここで大事なのは、一般的に必要な部屋を書き出すのではなく
あなたの家に必要な部屋を書き出して下さい。
例えば‥
- 洗面所は独立した洗面所で、脱衣所と分ける
- リビングイン階段にしたい
- シューズクロークは必ず欲しい
- 脱衣所から続く洗濯室が必要
などなど、自分にとってこれは必須項目
というものを明確にして書き出して下さい。
3.玄関・駐車場の場所を決める
玄関と駐車場の位置が決まらないと間取りは作れません。
先にこの二つの場所を決めます。
玄関の場所はなるべく駐車場の近くにしておきます。
4.良いと思う間取りをいくつかピックアップ
本や雑誌、ネットなどで間取り例を見て、気になる間取りをいくつかピックアップしておきます。
間取り作りの参考にさせてもらいます。
私は最初、間取りは全く書けませんでした。
それまで書いた事もなかったし、いざ書いてみても全然書けませんでした。
しかし、色んな本や間取り例を紹介してくれてるサイトなどを見ているうちに
こういう間取り良いな、我が家に使えないかな?
この動線取り入れたいな。
と気になる間取りがいくつも出てきて
それを真似して方眼紙に書き込んでいるうちに、間取りが書けるようになっていました。
白紙の紙に一から間取りを書こうとすると難しいけれど
こういう間取り良いな。と思う間取りをベースにして書いてみると書けるようになります。
間取り例を沢山見たい時におすすめの雑誌は、スーモ 注文住宅という激安雑誌です。
通常の間取りの本などよりも安くて、たくさんの事例が載ってるので、私は10冊くらい買い込んで参考になる間取りを探しました。
地域によって表紙が違うので、お住まいの地域のものを探してみてください。
5.方眼紙に間取りを書き込んでいく
方眼紙の書き方
① 方眼紙の1マス目91cmとして使います
1畳は91×182cmです。(実際の畳1畳のサイズは色々ありますが)
なので、マス目が2つで1畳です。
マス目が4つで一坪です。
ここで、大体一般的な部屋の大きさを挙げておきます。
- トイレ‥‥1畳
- お風呂‥‥2畳
- 洗面所‥‥2~3畳
- キッチン‥‥5~6畳
②方角は、上が北・下が南で書きます
なので、リビングやダイニングなどは南(下)に、お風呂やトイレなどは北(上)などに持ってくるのが一般的な配置です。
ピックアップしておいた間取りを方眼紙に書き込む
既に土地が決まっているなら、方眼紙に敷地の大きさを書きます。
次いで駐車場の場所を書き入れます。
ステップ4でピックアップしておいた【良いと思う間取り】を、実際に書き込んでみます。
いざ書いてみると、うまく収まらなかったり
方角が違う事で思い通りにならない事もありますが
とりあえず書いてみます。
書いてみて、必要ない部分を消したり
欲しいと思っていた部屋を追加してみたりします。
パズルみたいに、どうやったら収まるだろう~
と頭を悩ませますが、これを繰り返しているうちに間取りを書く事に慣れてきます。
6.間取りが書けたらそこで生活するイメージをしてみる
出来上がった間取りの上で、朝から晩までの生活のイメージをしてみます。
不便なところはないか?
例えば‥
- クローゼットが2階しかなくて、朝何度も2階に服を取りに行かないといけないとか
- トイレが1階しかなくて、夜中にトイレに行く時に危ないとか
ここをもうちょっとこうした方が便利
こうした方が快適に過ごせそう!
など気付くところが色々あると思います。
修正を加えながら、間取りと自分の生活をすり寄せていきます。
間取りを書く上で悩みやすいポイント
階段の場所や形
階段は1階と2階を繫ぐもの。
大きさも形も色々あるので、配置が難しいです。
途中で折れ曲がる「折れ上げ階段」の場合(画像 左)
2畳のスペースに収まります。
階段スペースは勿体ないと思うかもしれませんが
階段下には収納スペースなどを設けられるんです!
我が家は階段下スペースをフル活用し、トイレと収納として使っています。
階段については、リビング内にするか外にするか?
迷われるところだと思いますが、なんとなく決めるのは失敗の元です!
水回りを固める
水回りを一箇所に固めると工事費が節約できるのと、家事同線が良くなるので一石二鳥です。
しかし、これが結構大変です。
私も水回りを一箇所に固めた上に周遊できる間取りにしたかったので、知恵を振り絞りました。
大変ですが、水回りを一箇所に固めると何かと便利です。
※こちら↑の図面を3Dマイホームデザイナーで作成しています。間取りを書いた後立体化できます。
2階の間取りがぐちゃぐちゃに‥
普通、間取りを決める時、1階から考えますよね。(1階にリビングやお風呂のある間取りの場合)
でも階段の位置を先に決めてしまったら2階の間取りがうまくいかない事があります。
私もまさにそのタイプで、2階の間取りはじっくり考える時間がなくてやっつけ仕事のように作ってしまったので、少し後悔しているところではあります。
階段の位置を先に決めてしまったら、それに合わせて2階の間取りを作らないといけません。
先に2階の間取りを決めて1階の間取りを考えるという手もあるようですが大体2階もこんな風な間取りにしたい。というのをイメージしておきましょう。
施工会社が作る間取りが、
- どうもしっくり来ない、ワクワクしない
- 希望している間取りを提案してくれない
- その間取りで暮らすイメージが湧かない
そう思っているなら、急いで間取りを決めてはいけません。
他の業者の間取り図も取り寄せてみましょう。全然違うものが届くと思います!
そんな、他の業者の間取り図が欲しい時に便利なのがタウンライフ家づくり
全国1000社以上ある注文住宅会社から、希望の間取りを無料で作成してもらえます。
契約してないのに、間取りだけ作って下さいと色々な業者に頼むのは難しいので、このサービスはとても便利です!
いろんな業者の間取りを取り寄せたいならタウンライフ家づくりを使ってみましょう。
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間取りを自分で書く書き方 まとめ
自分で間取りが書けるようになると、打ち合わせの時以外でもいつでも間取りが書けます。
施工会社が提案する間取りで、イマイチしっくり来ないなぁと思っても、後から自分で考えて手直ししたりできます。
工務店に間取りをお任せしていた時は、作ってくれた間取りが全くピンと来なかったけれど、自分で間取りを書き始めたら、自分や家族の暮らしをリアルにイメージできるようになりました。
面倒ですが、一生に一度の家なので是非自分で間取りを書いてみてください。
いろんな業者の間取りやプランが見たいなら、タウンライフ家づくりがおすすめです。
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