我が家の造作洗面台のテーマは
【既成の洗面台並みに、髪の毛が洗い易い造作洗面台】
洗面台は見た目重視
だけど寝癖がひどい私には、髪の毛が洗える洗面台が必須でした。
という事で、洗面ボウルは深くて大きいモノにしたいと探したところ
totoの実験用シンク(sk6)に辿り着きました。
実験用シンクを使った洗面台にしよう!
と、間取りなどを考える前から計画を練っていたのですが
横幅が76cmと思いのほかデカすぎて、我が家の狭い洗面台には収まらない事が発覚!!
totoの実験用シンクと形は似ているけれど、一回り小さいサイズ(横幅60cmまで)を探し
探し探し探し回って見つけた洗面ボウルが
人工大理石の洗面ボウルINK-0413002Hです!
toto実験用シンクの一回り小さめ洗面ボウルINK-0413002H
我が家の洗面所は2畳サイズと今どきの洗面所と比べ、小さめサイズです。
洗面台の横に洗濯機が来るので、洗面台の横幅は最大でも80cmしか取れませんでした。
余裕を持たせる事を考えたら、洗面ボウルの横幅は60cmまでにという事に。
しかし、もうtotoの実験用シンクにしたいとイメージが固まっていたため
似たデザインのものじゃないと嫌ですし
価格も実験用シンクだと15,000円程度とかなり安いので
これに似た、しかも値段もあまり高くない洗面ボウル探しが始まりました。
我が家の工務店さんは、あまりこういうのを親身になって探してくれるタイプの人じゃありませんでした・・
やりたいようにはさせてくれるけれど、使う材料選びは客任せなところがありました。
だから、毎日ネットで検索し回っていました。
こういった細部なところまで一緒に考えてくれる工務店だったら、私の家づくりはもっと楽だったろうなと思います。
横幅60cm以内・埋め込み式・四角いスタイリッシュな形の洗面ボウル
と条件を付けていくとなかなか出会えませんでしたが
やっと見つけたのが、インクコーポレーションという会社の「INK-0413002H」です。
- 横幅59cm
- 四角くてスタイリッシュな形
- 深さもある
- 埋め込み式
私が求めていた洗面ボウルはこれだ!!
しかし、商品画像の色味が若干黄ばんで見えるのが気になったので、販売元のインクコーポレーションに問い合わせると
「実物はこの写真より白いです」
との回答を頂き、購入する事になりました。
人工大理石洗面ボウルINK-0413002Hの実験用シンクよりも優れている点
INK-0413002Hの価格は、29800円(税抜き)
toto実験用シンクと比べると、ややお高い事がネックではありましたが
その分優れている点が3点あります。
- 水栓取付穴がある
- オーバーフローがある
- 人工大理石なので陶器より強い
それぞれ詳しくご説明すると
水栓取付穴がある
toto実験用シンクは水栓を取り付ける部分はありません。
水栓が壁付けなら良いですが、カウンターから水栓を付ける場合
水栓の根元(立ち上がり部分)が一番水に塗れやすい部分で、カウンター材が木の場合この部分が一番腐りやすくなるそう。
我が家はカウンターから水栓を取り付ける予定だった為
水栓取付穴がある事はとてもありがたかったです。
オーバーフローがある
オーバーフローとは洗面ボウルの上の方にある口の事。
水が溢れそうになった時に排水してくれるヤツです。
toto実験用シンクにはオーバーフローがないので、水を溜める時溢れないように注意が必要です。
これがよく実験用シンクのデメリットとして挙げられています。
人工大理石なので陶器より強い
INK-0413002Hの素材は人工大理石です。
人工大理石というと、最近はキッチンの天板やシンクによく使われているもの。
人工大理石は小傷は付きやすいけれど割れにくい為、陶器のように物を落として割れたりヒビが入る心配がありません。
ただ、経年劣化で変色する恐れはあるんですけどね。
お値段はtoto実験用シンクよりも高いけれど
洗面ボウルとしての機能面ではINK-0413002Hの方が上です。
私が一番気に入ったのは水栓取付穴があるところ。
我が家の造作洗面台のカウンター材は木なので、長く使っていると腐ってくるおそれがあります。
そのリスクをちょっとでも減らせたのは良かった!
ところで‥
この記事を書きながら気づいたのですが、toto実験用シンクにはサイズが3つあり
sk106(病院用シンク)
sk6(実験用シンク)
は横幅76cmですが
sk7という型もあって、こちらは横幅61cmとコンパクトなんですね。
今頃気づいてどうするねーーん。
人工大理石洗面ボウルINK-0413002Hの洗面台を使ってみた感想
無駄のないフォルム、スタイリッシュな四角い形‥
非の打ち所がないカッコいい!!
上品な白で、ツルツルした触り心地が気持ちいいです。
- 横幅80センチの洗面カウンターにサイズ的にピッタリ。
- 洗面ボウルのフチがフラットで、奥は幅が広いので、木のカウンターに直接モノを置かずに済む。
(まだ置いてないけれどハンドソープとか置くならココに置ける) - 深いので髪の毛や顔が洗い易い。
- 高さのある水栓にしたのが悪いのだが、水はねは気になる。
- 小傷が付きやすい。
- 排水栓のまわりになぜかサビが付く。
↑サビについて販売元のインクコーポレーションに問い合わせたところ
排水栓自体がサビている訳ではないので、多分水質の問題だろうと言われました。
で、工務店に問い合わせたら
新築時は水道管がサビている事があって、水に少し混じる事があるんです。
少し経ったらマシになってくるんですけどね~・・・
と言われました。
サビ‥確かに最近は付きにくくなった気がするけれど
一箇所サビが取れなくなっちゃったんですが。
ゴシゴシ歯ブラシでこすり過ぎて、小傷がついてしまったし
どうやって落とそうか困っています。
洗面ボウルが悪い訳ではない。
でも、こういう時に造作洗面台じゃなくて既製品だったら
メーカー保証があるからなんとかしてくれるだろうなと
造作洗面台の不便さを感じました。
ただ!
販売元のインクコーポレーションという会社は、些細な問い合わせでもすぐに返事をくれて
電話で相談も乗ってくれたので、すごく良い会社でした。
この人工大理石の洗面ボウルも、もう10年くらいは販売しているスタンダードな形のようで、その点も安心しました。
toto実験用シンク一回り小さい洗面ボウル まとめ
toto実験用シンクにしたかったけれど、サイズの問題で諦めざるを得なかった。
だけど、探し回ってこちらの「INK-0413002H」に辿り着けて良かったです。
洗面ボウルとしての機能は、実験用流しよりこちらの方が優れています。
実験用流しのもう一回り小さいサイズをお探しの方におすすめですよ。
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