注文住宅で実際に私が経験したトラブル着工後編です。
図面の段階でも色々とトラブルがありましたが
着工後の方が沢山ありました。
我が家の場合多かったのは
- 伝達ミス
- 連絡し忘れ
- 言った言わない
のトラブルが多かったです。
注文住宅のトラブル着工後編
付けたかったポーチライトが付けられなくなった
我が家は黒のガルバリウム外壁でシンプルな外観なのですが、ポーチにはアクセントになるようなライトを付けたかったんです。
ただ、ポーチが狭くてですね。
ドアの横には付けられない。
付けられるのは、屋根(ひさし?)のところだけ。

ひさしが付く前
あまり厚みのない天井付けライトなら付けられると色々探し、付けたいライトを見つけました。
が、数日後見に行くとこうなってました。
え?!
ドアと玄関の屋根と隙間ほとんどないやん!
言ってたこととちがう!
これじゃ付けたい照明付けられん!
工務店さんに聞くと
理由は忘れたんですが、工事の事情でこの位置にしか屋根が付けられなかったそうです。
だから、ダウンライトしか付けられないとの事。
どうしてもそこしか無理なら仕方ないけど、一言言ってからやってほしかった(;O;)
玄関は家の顔なのに、好きな照明をつけられなかったのはすごく残念でした。
お風呂の窓の高さが違う
これは家づくりの中で多分、一番大きなトラブルでした。
私の希望は、【お風呂は坪庭をつけて大きな窓をつける事】
お風呂への要望は、家づくりの要望の中でも優先順位3位以内に入る、私の家づくりの根幹とも言える部分でした。
ただ、工務店さんは

防犯面ではお風呂の窓は小さく、出来るだけ上に持ってくるのが普通なんです。
と抵抗があるよう。
そして、ユニットバスの場合、浴槽の上から最低20cm空けて窓を取り付けるのが推奨らしく
浴槽から20cmと言うと坪庭の地面までは見えないんですよね。
でも、顔の横に窓が来て、ライトアップされた庭をぼんやり見えればそれで良いと、窓の高さ20cmでお願いしたんですが
なぜか、窓の外さえ見えれば良いと勘違いされて
ユニットバスの窓の高さを浴槽から40cmで作られてしまったんです。
試しに浴槽に入ってみたら、窓は頭の上に来ました。
入ってみた感じです。
空を見上げろとでも?

20cmの高さって言ったのに、40cmもあるんですが。
なんでですか?

20cmで作るとは言ってないんですが‥
もう少し高くすると言ったと思います

聞いてないですーーーー
と言った言わないの話になってしまいました。
ユニットバスはもう取り付けてしまってるし、どうしようもできないやろうな。
と我慢しようと思いましたが
それなら、なんのために坪庭を作ったのか意味が無くなってしまうぅぅぅぅ。
鬱になるんじゃないかってほど悩んで・・
きちんと想いを伝えることに。
すると、工務店さんも謝ってくれて、窓の高さをやり直して貰えることになりました。
まだ外壁工事する前だったので、良かったです。
言うべきか我慢すべきか、すごーーーく悩みましたが言ってよかった。

打ち合わせ内容が大工さんに伝わってない
工務店さんと話した内容が全然大工さんに伝わってない。
という事が途中色々出てきました。
収納の事
- どこの収納はこんな形。
- ここは可動式で棚板は○枚。
と工務店さんと打ち合わせをして収納について先に決めていました。
が、毎日のように私も現場に行っていたので、大工さんと徐々に仲良くなっていって直接色々聞かれるようになりました。

この収納はどうするん?
こっちの収納可動式にする?
とか聞かれたので、あれ?と思い

収納の事は全部工務店さんに伝えましたよ?

全く聞いてないわ

えーーー
打ち合わせた内容(収納の事)は家ノートに記録してたので、それを大工さんに見せて伝えました。
階段下犬小屋の形
階段下を将来犬を飼った時の犬小屋にしたいと思っていました。
こんな感じでアーチ型にして欲しいとお願いしました。
犬が通りやすいサイズを調べ、高さ○cm、幅○cmでお願いしますと工務店さんに伝えたのに
全然違うものができてましたw

えっ!こういう形じゃなくて
犬小屋らしいアーチ型にして欲しいって言ってたんですが

えーー全く聞いてないよーー
これもまた私がお願いしたことが大工さんに伝わっておらず
やり直してもらいました。
工務店と打ち合わせをして、それを大工さんに伝えてくれるものと思っていたけれど
以降大工さんに直接なんでもお願いするようにしたのでした。
室内ドアの色と形が注文していたものと違った
室内ドアが取り付けられたのは、家が完成する直前でした。
リクシルのヴィンティアシリーズのドアが付く事がとても楽しみでワクワクしながら見に行ったら
注文していた色と微妙に違う‥
ネイビーでお願いしていた所が全てブラックになっていました。
さらに、形も注文していたものと違ったんです。

本当はガラスの付いたドアが来るところ
結局6枚のドアが間違えていて、やり直してもらう事に。
なぜそうなってしまったのか、原因はよく分からなかったんですが、さすがにこんなに沢山やり直しになって逆に申し訳なく思いました。
家づくりトラブルに直面した時あなたならどうする?
まあこんな風に、着工後のトラブルは色々ありました。
大きな出来事だけ書きましたが、些細な事を合わせるともっと沢山困った事はありました。
他で家を建てた事はないので、普通はもっとトラブルは少ないのかもしれません。
が、人間なので伝達ミスや聞き違えなどから、何かしら困った事は起こると思います。
そんな時、あなたならどうしますか?
私は、言うべきか言わないべきか
悩みまくって結局言いたい事は全部言いました。
でも、これ私だから何でも言えてるけれど
相手はプロだし言いくるめられて終わる人もいるだろうな。
って思う事が何度もありました。
例えば、お風呂の窓の高さ問題。
もう既にユニットバスは取り付けられている。
お願いした窓の高さと違うけれど、工務店は説明したと言っている。
気が弱い人や優しい人なら、もういいやって諦めてると思います。
でも、そこで仕方ないって諦めたり我慢すると、一生後悔してしまいます。
そして、その業者の事や担当者に不信感を持ったままになってしまいます。
そうなると家づくりのモチベーションも落ちるし、良い家は建たないと思うんです。
なので、もしトラブルに見舞われたら‥
最後まであきらめずに伝えるべきだと私は思います。
そして、打ち合わせた内容はノートに書いておく。
全て書くのが難しかったらボイスメモとして残すなど
記録を残す事がトラブル対策にとても大事です。
注文住宅のトラブル着工後編 まとめ
我が家は、家が建つまでにトラブルが多々ありました。
うちの工務店さんは忘れっぽくて伝達ミスも多かったです。
でも「うちは間違えてません」なんて横柄な態度は取らず、きちんと認めて謝ってくれて責任を取ってくれる人でした。
非を認めない業者って多いみたいなので‥
そうじゃなくて良かった。
そして、出来上がった家を見たら、今までの苛立ちや不安などが吹っ飛ぶくらいイメージ通りの家を建ててくれました。
家が建ってから、住んでからのトラブルはないですし終わりよければ全て良しです。
でももし、トラブルがあった時に我慢して伝えてなかったら、きっとモヤモヤの残る終わり方だったんだろうと思います。
だから言いたい事は全て伝えて良かった。
そして、打ち合わせ内容は全てノートに記録しておいて良かったです。
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