家は一生に一度の高い買い物なのに、失敗する人が多く
3回建ててやっと理想の家になる。
なんて言いますよね。
とは言え、できるだけ失敗は避けたいものです。
私も家作り(注文住宅)の途中で何回も不安になる事はありましたが、
家が完成したら、驚く程イメージ通りの理想の家でした。
住んでからも、使い勝手など自分がイメージした通りでした。
なので、我が家の家作りは概ね成功だったんじゃないかと思うのですが
なぜイメージ通りにできたかというと、成功の秘訣は、1冊の本と1冊のノートのお陰と思っています。
家作り成功の秘訣は1冊の本と1冊のノート
家作りを成功に導いてくれた本とは
家を建てたくなったら 著者:丹羽修
この本は、家作りの全体像と一番大事な家作りのマインドが学べる
家を建てるとなったらまず初めに読むべき本と私は思っています。
私はこの本の考え方をベースに家作りを始めました。
この本のお陰で、自分や家族の住みたい家のイメージが具体的に分かり、理想通りの家が作れたと思っています。
そして、この本の中でお勧めしているのが、「家ノート」を作る事なのです。
100円で買える1冊のノート。
「家ノート」
このノートに私はどれだけ助けられたか‥
家ノートの作り方や活用法をご紹介しますので、是非実践してみて下さい。
なぜ家ノートを作ると良いのか?
家ノートを作る理由は、自分たちの理想の暮らしをはっきりとさせる為です。
いわば、自分や家族の自己分析のようなものですね。
理想の暮らしが明確に分かっていれば、それに合わせて間取りなどを考えられます。
ですが、通常家を建てるとなると
打ち合わせでいくつか提示される間取りの中から良いと思うものをチョイスしたり
色々な間取り例を見て、気に入った間取りに似せて作ったり
間取りが先行して、自分たちの「理想の暮らし」という考えが抜けてる事が多いんだとか。
これが、いざ家が完成したら「なんか違う‥」
と後悔してしまう理由だと、本では書いていました。
理想の家を作る 家ノートの活用法
家ノート活用法1.理想の暮らしを全て書き出す
予算の事は一旦横に置いておいて、理想を思いつく限り全て書き出してみます。
全て書き出した上で、優先順位を付けて取捨選択ができるようになります。
とは言え、これがやってみると結構思いつきません。
シューズクローゼットが欲しい
洗濯物が干しやすい
うーーーん、、他何かあるかな??
なんて感じで、結構すぐに行き詰まります。
いきなり理想なんて言われても現実的な事しか思い浮かばないですよね。
そこで、やってみると良いのが‥
1.今まで暮らしてきた住まいを思い出して書き出す
今まで住んできた家や、おばあちゃんの家なんかも良いですね。
例えば、私の場合このような事をノートに書きました。
などなど思い出した事を書き出しました。
自分だけでなく、家族会議を開いて家族にも意見を聞いて書き入れていきます。
2.家以外で好きなところを思い出してみる
よく行くお気に入りのカフェや美容室、雑貨屋さんや図書館など
なんか好きでつい行ってしまう所や、居心地よくてつい長居してしまう所を書き出します。
そして、なぜそこが好きなのか理由を考えます。
私は、近所にある図書館がすごく好きです。
外からの視線は遮られる、腰より下くらいの高さの窓があり
そこから見る外の景色が好きです。
街中で車通りの多い道路が前にあるので、本来なら全然景色は良くないはずなのに
窓の絶妙な位置と、窓の外に植えられた木が素敵で、とても街中から見る景色と思えないのです。
自分の家にこんな空間があって、コーヒーが飲めたらなぁ。
なんてムフムフ妄想を膨らませます。
3.今の家の好きな所
今の住まいの好きな所、満足している所を書き出してみましょう。
賃貸なら、ここを契約した決め手はこれ!などあると思います。
例えば
などなど。
4.今の家で不満に思っている所
今不満に思っている事って結構沢山書き出せると思います。
例えば
などなど。
5.苦手な事は?
本当に自己分析みたいですよね(笑)
自分の苦手な事を挙げてみましょう。
私の場合、苦手な事は
などでした。
6.幸せだと思う時って?
ふと、幸せって感じる時って?
なんて自分に質問してもあまり分からないかもしれません。
日々生活しながら見つけてメモしていくと良いです。
私の場合は
などでした。
7.書き出した事をまとめて理想の住まいの条件を作る
色々と書き出した内容を見ると、自分はこういう家を理想としているんだな‥
というのが見えてくるので、それを理想の住まいの条件として書いていきます。
私は上記のような事を書き出した事で、自分はこんな家を望んでいるというのが沢山出てきました。
-
見晴らしの良い家
-
犬が走り回れる庭
-
日当たりが良くて風通しが良い
-
広々としたリビング
-
トイレやお風呂はリビングから離れている
-
LDKのダイニングは必要ない
-
こたつが似合うリビング
-
収納は一箇所にドンっではなく、小さくていいからちょこちょこ欲しい
-
髪の毛の洗い易い洗面台
-
脱衣所に扇風機必須
-
色々な所に本棚が必要
-
キッチン横パントリーはPCを置けるように
-
2階には本を読んだりするフリーなスペースが欲しい
-
ベッドサイドに本を置くところとスタンドライト必要
-
帰ってすぐにトイレ、洗面所など行きやすい動線
ほんの一例ですが、こんな条件がリストアップされました。
理想の住まいの条件は、1日で作り上げるものではないので、思いついた時にスマホにメモしたり
家族で話し合いをして条件を書き入れたり
沢山書き出してみて、いざ家作りをスタートさせたら、その中から優先順位を付けていきます。
家ノート活用法2.打ち合わせ内容などのメモとして使う
打ち合わせ内容はメモを取る、もしくはボイスレコーダーを録っておく事をおすすめします。
これは、後でトラブルを無くすために自分自身にも請負業者の為にも必要な事だと痛感しました。
私は基本ノートに打ち合わせ内容を書いていたのですが、決めた内容と違う!
という事が何度かありました。
やっぱり人間なので打ち合わせ内容を忘れたり、間違えたりする事もあります。
メモを取っておかないと、自分自身も気づかず間違えたままになってしまう可能性があります。
打ち合わせの際は必ずメモを取りましょう。
家ノート活用法3.工程表、領収書、図面などを貼っておく
家を作る間に色々な書類を貰います。
工程表や契約書や領収書、図面などなど。
全てノートに貼るのは難しいのですが、私はできるだけコピーを取ってノートに貼り付けるようにしました。
特に間取りの図面なんかはいつでも見える場所に貼っておくと便利です。
領収書なども、あの時これだけお金かかったのか~。とか
後から見返した時に全て一括して見えるのでとても便利です。
家ノート活用法3.日記帳として
今日はこんな工事をした、今日はこんな打ち合わせをした。
などなど、家が出来るまでのログを残しておくと良いです。
後から振り返るとその時の感情剥き出しで、なかなか面白いです。
どれだけ夫婦喧嘩してるねん!
と思いました(笑)
あと、何回か工務店とのトラブルがあってその度愚痴を書いてました。
今となっては全て良い記念です。
家ノートを作った事で得た事
本当に家ノートを作ったお陰で色々な場面で助けられたと私は思っています。
- 自分が家に求めている事が明確になった
- 理想の家の条件をリストアップできた
- 理想の条件が明確だったので、工務店に伝えやすかった
- 工務店とイメージの共有が出来た
- 結果的にイメージ通りの家が出来上がった
- 打ち合わせ内容と違う!というトラブルの時に役に立った
- 間取りや工程表がすぐ見えて便利だった
是非家を建てたいと思ったら、まずすぐに100均や文房具屋さんへ行って
ノートを1冊買ってきて家ノートを作って下さい。
良い家を建てるには家ノートは必須です。
家は高い買い物です。
何十年とローンを払い続けないといけないので、失敗は避けたいですよね。
たった100円で、ほんの少しの自己分析をする事で、失敗を避ける事ができるはずです。
そして、自分の暮らしに合う理想の家に限りなく近づけられるでしょう。
家をたてたくなったらには、もっと詳しく家ノートの活用法が載っています。
家ノートの事以外でも、読んでみて納得、なるほど~と思う事が事が沢山載ってます。
是非読んでみることをおすすめします。
施工会社が作る間取りが、
- どうもしっくり来ない、ワクワクしない
- 希望している間取りを提案してくれない
- その間取りで暮らすイメージが湧かない
そう思っているなら、急いで間取りを決めてはいけません。
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