天井がスッキリと高く見え、ホコリがたまりにくく掃除の手間がかからないダウンライト。
シンプルな照明なので失敗しにくそうですが、実はとても失敗しやすい照明だと住んでから気づきました。
我が家では、夫がダウンライト推しだったのであらゆる部屋にダウンライトを採用しましたが、住んでみて「あ〜この照明不便」と後悔してるのはほぼダウンライトです。
今回こちらの記事では
- ダウンライトが失敗しやすい照明という理由3つ
- 我が家のダウンライト失敗例4つ
- これから取り入れる方への注意点3つ
をご紹介します。
気づけば30代!住宅ローンを組むなら早い方がいいと聞く。家を建てたいが、焦るだけで何をすれば良いか分からない…。
と思っていませんか?私も家づくり迷子だったから分かります。
でも、悩むばかりでとても無駄な時間を過ごしてしまいました。
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ダウンライトは失敗しやすい照明!その理由は
ダウンライトは失敗しやすい照明、の理由は3つあります
- 一体型が多いので電球交換ができない物が多い
- 位置の変更ができない
- 照明の種類が多すぎる
それぞれ説明しますが、ダウンライトが失敗しやすい理由を一言でいうと、シーリングライトと比べて一度決めてしまうと後から柔軟に変更できない照明です。
それゆえ、事前の計画がとても大事になってくるのです。
一体型が多いので電球交換ができない物が多い
ダウンライトには
- 電球が交換できるタイプ
- 電球と一体型のもの
の2種類あります。
そして、LEDのダウンライトは一体型が多く、交換型だと電球分高くついてしまいます。
しかし、一体型は後から調光機能を付けたいとか、調色できるようにしたいとなった場合、本体ごと取り替えになり、電気屋の工事になるのです。
交換型なら電球交換だけで済むところを、一体型はそう簡単に変えられないのです。
位置の変更ができない
ダウンライトは「ここ」と決めたら後から場所の変更ができません。大掛かりなリフォームをしないと照明の位置が変えられないのです。
シーリングライトやペンダントライトだと、照明を変えることで位置を多少ズラすこともできますが、ダウンライトはそうもいきません。
何年住むか分かりませんが、ローンを考えても通常30年以上住むことを見越して建てられる家。
30年以上となると、家族構成が変わったり、模様替えすることもあるでしょう。
模様替えする時に、このダウンライトいらないな、もっとこっち側を照らしてくれたらな。
部屋をパーテーションで区切りたいけれど、ダウンライトが邪魔だな。
といった不都合は出るだろうと思います。
種類が多すぎる
見た目はシンプルで、どこのメーカーでもあまり大差ないように見えるダウンライトですが、色や機能が豊富で、地味〜に種類が多いんです。
種類とは具体的に以下の通り
- 光の範囲
- 拡散型…照らす範囲が広い
- 集光型…スポットライトのように一部に光を集中させる
- 調光機能…明るさを調節できる機能
- 調色機能…電球色、昼白色、昼光色など色を変更できる
- リモコン…リモコンでオンオフや色を変更できる
- センサー式…人感センサーで人がいる時だけ点灯する
- ユニバーサル…光の向きを変えられる
調光、調色、リモコン式、センサー式…と機能が多くなればなるほど、便利ではあるものの1個あたりの費用も高くなります。
「じゃあ調光機能は諦めようか」
と、費用を抑えるために機能を落としたとします。でも、住んでから後悔しても、一体型だと電球交換ができないのです。
我が家のダウンライト失敗例4つ
リビングの照明を調光にしなかった
リビングのダウンライト選びが1番悩んだにも関わらず、失敗しました。
調色、調光、両方できるようにしたかったけれど、両方つけると予算オーバーになってしまうので、調色だけのダウンライトにしました。
電球色が好きな私と、蛍光灯色が好きな夫とで意見が別れたので、調色機能は必須でした。
しかし、いざ住んでみるとリビングで照明を落としてゆっくりしたい時に、調光がないのでできないと気づきました。
ゆっくり音楽や映画を楽しみたい。
夜、友達を招いてゆっくりお酒を飲みながら話がしたい。
でも調光がないから明るいまま…。
ケチるんじゃなかった。と思っています。
リビングの照明をリモコン式にしなかった
リモコン式にしなかったので、照明のオンオフをリビング入り口のスイッチでしないといけないのがとても不便です。
わんこが来てからというもの、リビングで寝る(こたつで寝落ち)が多くなったのですが、照明をいちいち入り口まで切りにいかないといけないのが面倒で…
照明付けっぱなしで寝ることが多くなりました。勿体無い…。
昔の照明って、ひもがついててそれを引っ張るとついたり消えたりしてたけど、リモコン式にしなかったことで、数十年前の照明よりも不便になってしまった。
こちらのリビング真ん中の照明↓
施主支給なんですが、これはリモコン式なのでまだ良かった。
こういう明かりの向きを変えられたり、ダクトレールみたいな照明が住んでからも融通がきくので良いです。
【リモコン付き タイマー可】シーリングライト 4灯 ライトリー LIGHTLY Belled
寝室兼クローゼット部屋の照明を電球色にした
寝室兼大型クローゼットのある部屋の照明を電球色にしてしまいました。
寝室なので調光だけ付けて、色は電球色で良いか、ということで。
しかしこれが大失敗でした。
元々部屋が暗い上、照明が電球色だと服の色が全然分からないのです!
コーディネートが難しい、、
また、今こちらの部屋は寝室ではなく、私の趣味のネイル部屋になっています。しかしネイルをする際も電球色では見づらく、失敗したなと思っています。
全てのダウンライトを一体型にした
今挙げた3つのダウンライトの失敗例ですが、全て、交換型のダウンライトにしていたらすぐに解決できた問題ばかりです。
やっぱり調光機能を付けたいから、調光機能のついた電球に変えよう!
(調光付きの電球はリモコン付きのものが多い)
交換型のダウンライトだったら、これだけで済んでいたのです。
しかし、一体型だと電気屋さんを呼んで直してもらわないといけないので、一体いくらかかることやら…
LED電球なのであと10年以上は我慢しないといけません。
\家づくりの失敗を防ぐには、業者や間取りの比較が必須!/
【補足】ダウンライトにして良かった場所
ここまで散々ダウンライトは失敗しやすいと悪いことばかり言っておいてですが、ダウンライトにして良かったと思う場所もあります。
階段
最初はおしゃれなペンダントライトを付けたいと熱望していましたが、「掃除しにくい」と却下されたので仕方なくダウンライトにしましたが、それで良かったと実感しています。
手の届く場所でも掃除しないから、階段上にペンダントライトを付けていたらきっとくクモ巣まみれになっていたと思います。
ポーチの上
ポーチの上も元々付けたいペンダントライトがあったけれど、サイズが合わずダウンライトになってしまいました。
最初は、「あのライトが付けたかったのに〜」とダウンライトに不服でしたが、掃除が苦手な私のことだから、変わった形のライトにしていたら今頃クモの巣まみれだったと思います。
廊下
廊下も最初はペンダントライトにしたかったけれど、ダウンライトで良かったと思っています。
掃除が楽だし、我が家は廊下があまり広くないので、ダウンライトにしたことで天井が高くスッキリ見えるからです。
このように、狭い空間や用途が限られる(今後変わることがない)空間、掃除が大変な場所はダウンライトにしておいて良かったと思っています。
これからダウンライトを設置される方への注意点3つ
ダウンライトで失敗して思った、ダウンライトを設置する際の注意点は
- 交換型ダウンライトを選ぶ
- 機能は多い方が良い
- 配置計画を事前にしっかり
ということ。
交換型ダウンライトを選ぶ
家は住んでみないと分からないので、後から変更できる電球交換型のダウンライトを選ぶことを強くおすすめします。
やっぱり電球の色を変えたいな〜となった時に、電球交換だけで済むか、電気屋の工事になるかだと手間と費用が全然違いますよね。
リビングなどの一番滞在時間の長い場所は特に。
機能は多い方が良い
調光、調色、リモコン式など機能が多い方が当たり前ですが便利です。
費用は高くつきますが、せめてリビングだけは機能多めのダウンライトにすることをおすすめします。
配置計画を事前にしっかり
ダウンライトは位置を決めてしまうと後から変更できない。
ということを念頭に入れて、配置計画を念入りにしましょう。
我が家のような失敗を避けるために
我が家は照明計画で結構失敗している家なのですが、その理由は、じっくり照明について考える時間がなかったことが原因です。
「もう配線工事が入りますので、シーリングライトにするかダウンライトにするかだけ先に決めて下さいね。照明機器の形は後から選べますので」
と軽く工務店の担当者に言われて、ほぼ1日で照明計画を決定しないといけませんでした。
家づくりがスタートすると、選択と決断の連続で、そんな難しい決断を1日でやれと??
ということが度々起きました。
そしてその度、もっと知識を事前に入れておくんだった。
もっといろんな会社や間取りを比較しておけば良かった。
と思ったのです。
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