長年の夢だった家づくり。
こんな風にしたい!こんな庭にしたい!こういう家具を置きたい!
と長年溜め込んだ希望や要望が山盛りで
ワクワクが心や顔から漏れ出すくらい楽しみ!
な、はずだったのですが
いざ本格的に家づくりが始まったら
楽しみよりも、不安や恐怖の方が勝ってしまい、家づくり鬱の一歩手前まで来てたであろう私です。
とか色んな人に言われましたが、その言葉にもムッとしていました。
実際はそんな楽しいばっかじゃねえ!!むしろしんどいわ!
なんて。
そんな感じで、家づくりをすると自分の性格がよく分かります。
家づくり鬱になるほど考えて悩んで燃え尽きた私
家づくりが始まったら不安と不満の連続が‥
楽しくて仕方なかった気持ちから一気に不安が押し寄せてきたのが
間取りを決めて請負契約を交わした後です。
注文住宅のトラブル間取り図面編!でも書きましたが、間取りを急いで決めたので後からこんな間取りで大丈夫なんだろうか?
と、後悔と不安の気持ちでいっぱいになりました。
結局間取りをやり直してもらえたので、解決したのですが。
着工後、不安第二波が押し寄せる・・
ウチの工務店さん、段取りが悪くて急に
コレ決めて下さいアレ決めて下さい!と言う事が多くて。
簡単にアレコレ決めろいうけどな、ウン十万、ウン百マン単位のものそー簡単に決められるかいな!前もって言うてくれ!
私はじっくり悩んで決めたいタイプだったので、焦らされるのがめちゃくちゃイヤでした。
決め事を夫が全く考えてくれない事もすごくストレスでした。
こんな感じで不安や不満の波が第三波、第四波と押し寄せてきました。
トラブルが沢山あったのですが、その都度不安の波がやってきました。
選択と決断の連続がストレスで眠れない日も
家を建てた人はみんな言いますが、金銭感覚が狂います。
5万アップ、10万アップ言われても一生のもんやしええかと。
でも、私は完全に狂うことがなくて、
ウン千万という見たこともない額のお金を借金して家を建てるということに、すごくプレッシャーを感じていました。
だから、一つ一つの決め事を死ぬほど慎重に決断してました。
考えすぎて眠れない日も多かったです。
ほとんどの人がカタログで決めるような些細な事でも、ショールームまで見に行って決めるようにしてました。
普通の人がまぁそれでいっか。
となる事が私には出来ない。
巾木やドア枠を決める時もそうでした。
この室内ドアに合うドア枠は白しかないので、白で行きましょう。
ドア枠が白なら巾木も白にした方が良いです。
と、全て白になる予定でしたが
白の巾木やドア枠が嫌で嫌で・・・
悩んだ末にアイボリー(白の木目)にしましたがこれは大正解でした。
選択と決断の連続・・
これが、考えすぎ&優柔不断&夫の協力が得られなくて、とにかくしんどかった。
施主さんは難しい人とほんのり言われ始める
なんとなく業者さんとかに言われてたみたいです(^^;
まぁ、難しい人って思われた方がね、良いものができるのかもしれませんが。
夫からも、夫の友達からも
『こだわりが強すぎて普通じゃない!』
と言われましたw
テメーは何も決め事手伝ってないやろ!
こっちはどんだけ頭使って知恵絞ってると思ってるねん。
と腹が立ったし傷ついたけど
というワンオクロックの歌詞を思い出し奮い立って頑張りました。(未完成交響曲デス)
最後は燃え尽きて何も考えられない燃えカス状態になってた
家づくりの終盤は、クロス決めと照明決め、タイル決めでした。
クロスや照明は真剣に悩んだけれど、最後のタイル決めの時はもーわけわからん。
知恵を使い果たし、考える頭が残ってなくてついに適当に決めてしまいました。
なので、玄関のタイルに関してはすんごく後悔してます。
家づくりをすると自分の性格がよく分かります。
私は高田純次に憧れてて、あんなテキト~に生きたいなと思ってました。
実際わりと適当なところも多いはずなんですが
家づくりをして、自分ってこんなに面倒な人間やったんや。
こんなにこだわりの強い人間なんや。
と自分の性格のめんどくささに気づきました。
ま、だからなんやねんって話なんですが。
自分の新たな一面に気付くというか。
多分適当な人間はもっとフランクに感覚で決め事をすると思うし
決断が早い人は楽だろうな~と思います。
ただ、私は死ぬほど悩んで決めた分、あまり後悔とか失敗がないんですよ。
あれだけ悩んだから、こだわり強いとか難しい人間とかヤイヤイ言われながらも頑張ったから、結果だけは良かったなと思います。
玄関タイル以外は。笑
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