こたつむり家に来て1ヶ月経ったよ♪
ずっと犬を飼いたいと思っていた私。
家を建てて庭で犬を走らせるのが夢でした。
2ヶ月前、保護施設で黒柴の「めしうま」に出会い、夫婦共に一目惚れして念願叶って飼い始める事に。
念願の柴犬!
6月はアジサイを一緒に見に行くぞー!
海や川へ一緒に遊びに行くぞー!
とか理想ばっかり膨らんでいましたが
成犬の保護犬を飼う事は思った以上に大変で
SNSで見る理想の犬暮らしとはだいぶ違いました。
家には慣れないし、テレビの音やピアノの音を怖がるし、散歩はストライキして歩かないし、なかなか排泄しないし、エサは食べないし、尻尾はいつも下がってるし、表情は悲しそうやしで
飼えるのだろうか?
うちの子になるのは可哀想なんじゃないか?
と随分悩みましたが、お試し期間も終わり正式に飼う事にしました。
理想の犬暮らしとは違い大変でしたが
大変だからこそ良かった事が沢山ありました。
そして、子供のいない夫婦だからこそ、犬を飼って良かったと思えた事が沢山あったのです。
子なし夫婦の我が家が犬を飼い始めて良かった事6つ
めしうまを飼い始めて、たった1ヶ月ですが色んな事が変わりました。
良いことが沢山ありましたが、特に良かったと思うのは
- ご近所さんとの交流が増えた
- いぬ友さんができた
- 規則正しい生活ができるようになった
- ウッドデッキと畳の部屋をよく使うようになった
- 夫婦げんかがなくなった
- 性格が真逆の夫婦で良かったと思えるようになった
という事です。一つずつ説明します。
1.ご近所さんとの交流が増えた
あまりご近所さんと交流がなかった我が家。
私は引きこもりタイプだし、夫は仕事や遊びであまり家にいないし、そりゃ交流ないですよね。
せっかく家を建てたんだから、ずっと付き合っていくご近所さんとは仲良くしたかったけれど、外で顔を合わせたら挨拶をする程度でした。
子供がいたら、近所の子と遊んでそのうち家族ぐるみで仲良くなったりするのだろうけれど、我が家にはそんなきっかけがない。
しかし、犬を飼い始めてから変わりました。
お隣の子供さんが犬が大好きで、庭にめしうまを繋いでると触りに来てくれるようになりました。
また、散歩の時に犬を飼ってるご近所さんと話をするようになり、犬を介してご近所さんとの交流が増えたのです。
元々外交的な夫は、毎日色々な人と出会い話をして
今日はどこどこの誰々さんと仲良くなったで!
と楽しそうに言いにきます。
犬を飼った事で初めて地域のコミュニティに入れた気がします。
犬の散歩は犬だけじゃなくて飼い主にとっても楽しく、新しい発見があるんだと実感しました。
2.いぬ友さんができた
ご近所のいぬ友さんだけでなくて
インスタグラムやTwitterなどのSNSでもいぬ友さんができました。
SNSで繋がった後、実際会えたり
散歩中に仲良くなってSNSを聞いたりして
近所以外の色んなところにもいぬ友さんが出来はじめてます。
SNS様々です。
いぬ友さんがいると、困ってる事にアドバイスくれたり励ましてくれたりします。
多分子育てと同じなんだろうなと。
ママ友や先輩ママさんに色んなことを相談するのと同じだと思います。
3.規則正しい生活ができるようになった
夜型体質の私。
夜中3時ごろに寝て9時くらいに起きるという生活でしたが、それが嫌で、何回も早起きしよう!とチャレンジしては挫折を10年は繰り返していました。
ところが、めしうまが来てから早起きできるようになったのです。
スーパー朝型の夫が早朝散歩に連れて行って、帰って来たら私がご飯をあげるので7時には起きるようになりました。
今までは7時にアラームをセットしても必ず二度寝してたのに、自然と起きられるようになりました。
おかげで、朝の時間を有効活用できるようになりました。
4.ウッドデッキや畳の部屋をよく使うようになった
ウッドデッキ、実はバーベキューの時やお客さんの喫煙所として、お風呂上がりに涼む程度にしか使ってなかったんです。
ウッドデッキでコーヒー飲みながらパソコンとか憧れてたんですが、わざわざ外に出る事はしていませんでした。
でも、めしうまが来てからはウッドデッキをよく使うようになりました。
日中はめしうまを庭に繋いでる事が多いので、私はウッドデッキで一緒にゴロゴロしたり、パソコンで仕事したりしてます。
また、実はそんなに使ってなかったのがリビングの小上がり畳。
収納は使ってるんですが、畳の部屋で何かするって事があまりなかったんです。
しかし、ここもめしうまが唯一リビング内で落ち着く場所らしく。
やっと有効活用できはじめました。
5.夫婦げんかがなくなった
性格が真逆で全く合わなかった私たち夫婦。
性格も趣味も真逆、食べ物の趣味も真逆、興味のある分野も一つも合わない、考え方も全く合わないで、意見の食い違いからケンカばかりしていました。
しかし、めしうまが来てケンカしなくなりました。
理由は、初めて一つの方向を向いて共同作業を始めたからだと思います。
今までは、同じものを分かち合いたいという私の要求から発生するケンカが多かったように思います。
しかし趣味思考何も合わないから
「分かち合う」事が出来ませんでした。
でも今はめしうまを育てるという夫婦共同の課題が出来ました。
昔友達が結婚式のスピーチで言ってた誰かの名言なんですが(笑)
同じ方向向いて、同じ目標に向かう。
これができるようになったことで、ケンカがなくなりました。
6.性格が真逆の夫婦で良かったと思えるようになった
犬を飼い始めて性格が合わなくて良かった〜とつくづく実感させられました。
私の弱さが浮き彫りになり
夫の真の強さにも気づけました。
私は心配性ですぐ不安になるタイプ。
一方夫は何も考えない楽観主義タイプ。
鈍感力と安定感はピカイチです。
めしうまを飼う中で、困る事に対する考え方や対処が全然違うのです。
例えば、めしうまは散歩が下手です。
元繁殖犬で散歩に行った事がない事と、ものすごく臆病な性格だから。
で、散歩中に出ると少し歩くと怯えてしゃがみ込みます。
私はそれを見て体調が悪いのかな?
フィラリアで息がしんどいのかな?
と不安でいっぱいになり、抱っこして連れて帰ります。
しかし夫は、うまくエサなどで誘導して
「散歩は楽しいんやで〜」
と言って歩かせます。
あるエリアを越えると楽しそうに歩くようになるらしいです。そしていちいち心配しません。
また、困ってるのはトイレ問題。
リードに慣れてないから排泄がなかなか出来なくて、私はそれを見て焦るんですが
夫は「そのうちするから焦らず見守ってあげてよ」
と言います。
そんな訳で、めしうまを1ヶ月飼ってみて
私との散歩ではなかなか歩かないし、排泄もなかなか出来ないのに、夫との散歩では歩くし排泄もすぐにするという、顕著な差が現れました。
私が飼いたいと言い出した犬ですが
私だけでは多分飼えずに保護施設に返してたかもしれない。
性格が真逆で良かった。
今まで夫の事を何も考えないお気楽なヤツと思っていましたが、その何も考えない楽観的思考と鈍感力に助けられて、今は尊敬しています。
犬を飼い始めて良かった事 まとめ
犬を飼うと、可愛い表情を見せてくれたり、色んなところに出かけて楽しい思い出を作ったり、SNSを見てそういう喜びを想像していましたが
飼ってみたらそんなバラ色の犬暮らしではありませんでした。
しかし、大変だからこそ分かった良い事が沢山ありました。
人との繋がり、規則正しい生活、そして夫婦の絆を深めてくれました。
子供がいないから欠けていた部分を、埋めてくれたような気がします。
犬を飼うというのは、癒してくれるだけじゃない。
目に見えないプレゼントを沢山くれます。
めしうま。感謝。
これからも、よろしくね。
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