夢と希望がいっぱいのマイホーム計画‥
のはずが、実際は大きな決断の連続のため、ケンカが頻発する。
性格が合わないとここで気づく場合も‥
今回は、我が家の家づくり途中の夫婦喧嘩について。
家づくりをしている最中は、けんか、けんか、ケンカの日々でした。
家ができる前に離婚するんじゃないかと思う程。
大きなお金が動く、人生に一度の買い物。
そりゃあぶつかり合います。
我が家はどんな夫婦喧嘩をしたのか、(誰が興味あるんや!な内容ですが)振り返ってみたいと思います。
私と夫の性格やスペック
私(ヨメ)
計画的・心配性・慎重・神経質
生粋のA型長女タイプ。
何年も前から家づくりを考えていて、具体的な希望やイメージが沢山ある。
ただ、慎重で石橋を叩き割るタイプなので、なかなか実行に移れなかった。
夫
直観・深く考えない・感覚で動く
マイペースでわが道を行く人。
家づくりなんて考えてなかったが、賃貸の一戸建てへの引越しを嫁に提案されて、それなら家を建てると決めた。
私が計画的なタイプで夫が感覚的なタイプ。
(どっちかというと、私が男性的で夫が女性的)
性格が見事に相反する為、混ざり合う事はほぼ皆無でした。
家づくりで夫婦喧嘩したこと
住宅ローンは固定金利か変動金利にするか?の相談で‥
住宅ローンを借りる前、私は固定金利(全期間固定)か変動金利かどちらが良いか悩んでいました。
FPさんにも相談に行き相談したところ
でも、全期間固定(我が家が契約しようとした銀行の)も金利がそこまで高くないので、こっちの方が魅力的。FPさんなら全期間固定を選ぶ。
という回答をもらいました。
我が家はどうするか?
家に帰って夫に相談しようとしたら、私の説明をほぼ聞かない。
それもそのはず。
夫は深く考えられないので、難しい話が一切聞けないのです。
難しい話をするとイヤイヤスイッチが入り、寝落ちするかキレます。
結局相談できないまま、住宅ローンを借りる事になりました。
変動金利か全期間固定か私がギリギリまで悩んで決断できずにいたら
変動金利で何が問題あるん?友達みんな変動にしたって言うてたし!
と。
なんと浅い考え。
心配性で慎重な私。
ローンを借りる35年の間に、金融情勢がどう変わるかなんて全く分からない。
今は超低金利の時代。これが永遠に続くか?
そんな訳ないやろ!!
というのを冷静に話し合いたいが、そういう事を言うと
そんなに借金するのが不安ならもう家建てるのやめたら良いやん。
とか元も子もない事を言い出して、話し合えずにただの喧嘩になり、心底納得できぬまま変動金利を選びました。
家の決め事に非協力的なのに文句だけ言う夫
間取り作成から始まり、細かな決め事や打ち合わせはほぼヨメの私一人でやりました。
夫に相談してもまともに聞いてもらえない事が多いので、私と工務店担当者さんとの二人三脚(?)で決めていったのですが、いざ決まった事に文句を言うのです。
例えば間取り。
元々リビングの畳スペースは3畳しかなく、その間取りで作っていこうとなったのに
3畳なら畳を作る意味ない
の一声で、完成しかけた間取りが一からやり直しに。
でも、文句は言うけれどアイデアは出しません。
協力せんのやったら文句言うな!
文句言いたいなら協力してよ!!
と私がいつも怒っていました。
計画的思考と直感型の真逆の性格のぶつかり合い
計画的な私は「こういう家にしたい」
というイメージが出来てるので、そのイメージに合わせてパーツをはめ込む形で考えていました。
が、直観型の夫はカタログを見て
これが良い!これは嫌!
みたいな決め方をするのです。
一番参ったのはフローリング。
私は重厚感のあるヴィンテージスタイルの家にしたかったので
フローリングはブラウン系にしようと思っていました。
が、
そんな色嫌ー。
僕は明るい色が良い。白系の床とか!
とか抜かすのです。
白はないわ。
こんなイメージの家にしたいのに、白のフローリングにしたらチグハグになるやないかい!
でも濃い色はイヤー。
結局ブラウン系のフローリングは諦め、リクシルラシッサの「ライトメープル」という色になりました。
まぁこれはこれで満足してるのですが。
ただ、見事に性格の違いを感じる出来事でした。
トラブルの相談をすると怒る夫
家づくりをする中で、何度か工務店とトラブルになりました。
打ち合わせと違う内容になっていたり、色を間違えられていたり‥
「工務店さん、これは話が違うやないかい!」
と指摘すべきか、いや我慢して諦めるべきか‥どうしよう。
そういったことを夫に相談すると
そんな事僕に愚痴言わんと、工務店に言えばいいやん!
と何度かキレられました。
愚痴っていうか、、相談なのに。
基本協力しない姿勢でした。
離婚の危機になった大ゲンカ
家づくりも終わりに近づいてくると、決め事や雑務がさらに増えました。
クロス選び・照明選び・玄関タイル・ウッドデッキ選び・カーテン選び・家具家電選び・火災保険選び・各種補助金の申請手続き・引っ越し作業や掃除
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これらを、ほぼヨメの私が全てこなさないといけません。
理由は私は在宅ワーカーなので時間があるから。
そして、私が家を建てたいと言い出したから。(責任持てよという事)
夫は
僕はアンタみたいにこだわりないから。住めたら何でも良いもん。
大きな選択と決断を毎日のようにしないといけない。
書類系の雑務がいっぱい。
私の忙しさとストレス値は急上昇していきました。
そして、やっと家が完成して入居する前日、私が爆発してしまいました。
夫が
住所変更せなあかんな~役場行ってきてくれる?
あ、〇〇の書類印鑑証明も要るな。
作っといて。
そういやゴミ箱買った?
ゴミ袋も変わるけど買ってる?
あれやった?
これどうなった?
あれ買った?
と急にまくし立ててきたのです。
私は色々な雑務ややる事をスマホでリスト化していました。多すぎて忘れてしまうので。
なので、
口頭でまくし立てられても覚えらんから、メモ書きするか、スマホメモで送って
というと
そんなん面倒やから嫌やよ。
それくらい覚えられるやろ?
すでに頭はパンク寸前だったところに、アレコレとさらに用事を押し付けられて
おまえがやれよ!!!!!
私は爆発して逃亡しました。
次の日引っ越しだったのに、もう家も夫もいらんと思いました。
家購入で離婚って珍しくないみたい
ヨメである私から見た内容なので、夫に対する文句みたいになってしまったところがありますが‥
このように、家づくりで性格の不一致が明るみになります。
我が家の場合、夫が家づくりに非協力的で私の負担がとても多かった。
元々共感力が弱く、何事にも協力的でない夫は、家づくりに関してもその姿勢を崩さなかったです。
私は家づくり鬱状態。
たぶん私はカサンドラ症候群だったと思います。
※カサンドラ症候群とは‥
家族やパートナーなど生活の身近にいる人がアスペルガー症候群(現在の診断名は自閉症スペクトラム障害、以下ASD)であることが原因で、情緒的な相互関係を築くことが難しく、心的ストレスから不安障害や抑うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの心身症状が起きている状態を指す言葉です。
当てはまる方はこちらの本がとても分かりやすいです。
旦那(アキラ)さんはアスペルガー 奥(ツナ)さんはカサンドラ
我が家とは逆で、夫婦共に主張が強くて決め事が前に進まずケンカ続きというパターンもあるらしい。
「マイホーム計画離婚」「家づくり離婚」
とならないためには、やっぱり思いやりが大事ですね。
(結局そこに行きつく)
ただ、離婚しようか‥
とまで考えましたが、苦労して手に入れたマイホームはとても快適です。
苦労した分愛着もわくし、住み心地も良いです。
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