我が家のキッチンのテーマは
【シンプルヴィンテージ重厚感のあるカフェ風キッチン】
です。
ややこしくて長いテーマ名 笑。
というのも、カフェ風キッチンと一言に言っても
ナチュラルとか、北欧系、男前、アジアンなど色々ある中
シンプルでかっこいい重厚感のある（レトロでどこか懐かしい）カフェ風インテリア
を一言で言い表す言葉が見つからなかったから。
男前でもない、ナチュラルでもない、シンプルだけでもない
ヴィンテージっぽくて、重厚感のあるカフェ風キッチンが出来るまでをご紹介します。
シンプルヴィンテージ重厚感のあるカフェ風キッチンを作る
【シンプルヴィンテージ重厚感のあるカフェ風キッチン】にしたいと思った理由は
数年前何かの雑誌で、このキッチンを見つけたんです。
ちょっと何の雑誌かも全く覚えてないのですが
かかか、、カッコイイーーーーーー！！！
と、このキッチンに心奪われてしまいました。
落ち着いていて、重厚感があって、かっこいい
そして、時代に左右されなさそうなインテリア。
私もいつか家を建てるならこんなキッチン、いやリビングもこんな風にしたい。
とずっと思っていたのです。
ただ、このテイストはアジアンテイストやカリフォルニアテイストなどと違って
一言で言い表す言葉が見つからず、似たようなインテリアの画像を探したくても、検索する言葉で困りました。
多分
「ヴィンテージインテリア」
「インダストリアル」
とかになるんだと思います。
キッチンは木目の下げ天井にする
上記の画像のお宅、あの重厚感は一体どこから醸し出されているのだろう？
多分、木目の下げ天井と濃いフローリングだと思う！
という事で、キッチンは木で下げ天井にして欲しいと頼みました。
が、、
工務店さんは難色を示しました。
多分、理由は費用がかなりかかるから。
そして、施工例がないからだと思います。
最初はやんわりと却下されたのですが、どうしてもやりたいとお願いしてやって貰える事になりました。
でも、工務店さんも大工さんもあまりやった事のない例なので、イメージが沸いておらず‥
- どこからどこまで天井を下げるのか？
- 何センチほど下げるのか？
- どんな木を遣うのか？
など、現場を見ながら相談しながら決めました。
10cm程度下げてもらいました。
テーマカラーは黒×木
黒×木の色合いが大好きで、外観もその色合いです。
下げ天井が木なので、キッチンの壁紙は黒にしてキッチンパネルは木目調にしようと予め決めておきました。
こういう風に、ある程度テイストやテーマをあらかじめ決めておくと
いざ、色々な決め事が始まった時に、あまり迷わず済みます。
ただ、どこからどこまでを黒のクロスにするかはちょっと迷いました。
- キッチンの背面だけにするのか？
- キッチン奥の棚のところは何色にする？
- カウンター部分は？
といった、壁紙のブロッキングに結構手こずりました。
ステンレスキッチンにする
上記の画像のお宅がカッコイイのは
直線的なステンレスキッチンだからだと思いました。
なので、我が家もステンレスキッチンにしようと思いました。
オールステンレスのキッチンで安いメーカーを探したらサンワカンパニーというメーカーを発見。
早速、ショールームへ見に行きました。
かっちょいいい～～！
直線的でシンプルで無骨で、、申し分なし！
それまでにリクシルやタカラなど色々なショールームに行っていたのですが、全く違う。
日本車の軽自動車を見た後、アメ車を見たような感じ 笑。
これにしたい！
と思ったのですが、あまり高くないとは言えど、100万円はしました。
工務店が見積もりしていた金額より40万円オーバーだったので諦める事に。
我が家はペニシュラ型キッチンでカウンターを作るので
リビング側からキッチンの中が見えない。
見えないんだから、そこまでキッチンにお金かけなくて良いや。
という事で、キッチンはリクシルのアレスタでワークトップをステンレスにしました。
ただ、安いキッチンのステンレスワークトップって、エンボス加工が施されていてチープに見えるんですよね。
エンボス加工はめちゃくちゃイヤと思っていたのですが
取り付けてみたら、意外とこれがそこまでチープに見えないんです。
レトロな照明を付ける
カフェ風キッチンに仕上げる為に欠かせないのは、おしゃれなペンダントライトです。
色々と取り付けられるように、ペンダントライトを付ける部分はレールにしてもらいました。
ペンダントライトだけでは暗いので、普通の照明は下げ天井部分にダウンライトを入れてもらいました。
選んだペンダントライトはこのレトロなガラスの照明。
金色の金具が効いててめちゃくちゃ可愛い。
キッチンのアクセントになっています。
キッチン背面に選んだ壁紙
我が家の壁紙は
- シンコール
- サンゲツ
- リリカラ
から選びました。
クロス屋さん的にはシンコールが一番おすすめだったので、シンコールを優先で選びました。
とは言っても黒のクロスってあまり数もないし、ピンと来るものが少なくて
最終的にシンコールの「BB1272」
というクロスにしました。
汚れ防止、表面強化などキッチンにピッタリだった事と、石目調がカッコ良くて天井に使ったコンクリ壁紙（リリカラ）とも凄く似合いました。
あと、リクシルのヴィンティアドアともとても合います。
黒のクロスを活かしたいので、壁には高さのあるカップボードや吊り収納は付けない事にしました。
付けるとするなら、木のウォールキャビネットくらいかな～という予定です。
食器棚は絶対置きたかったのですが、背の低い食器棚を探すのに苦労しました。
黒×木で重厚感のあるカフェ風キッチンになったかな？
我が家の間取りはキッチンがど真ん中なので
リビングに入ってすぐこのキッチンに目が行きます。
完成見学会を行ったのですが、来られたお客さんからこのキッチンは
「カッコイイ～！」
「お店みたい！」
と、めちゃくちゃ好評でした。
ただ、本当はカウンター部分はタイルにしたかったんですよね。
黒のサブウェイタイルにしようか散々迷ったのですが、費用も高くなるし後から自分で貼る事はできるだろう！
と黒のクロスで仕上げてもらいました。
キッチンの通路幅が広いのが便利
キッチンの通路幅はかなり広めに取ってくれました。
通路幅は、キッチン背面から（カップボードなどを抜いて）160cmも！
カップボードを置いても、通路幅は120cmもあって余裕で2人3人でキッチンで作業できます。
キッチンは間口255cmで一般的なサイズですが
通路幅が広い事でキッチンがすごく広々と見えるらしく
「広くて大きいキッチン良いなぁ」
と好評です。
アレスタのクリエダーク×ステンレスキッチン
キッチンパネルはクリエダーク
取っ手は黒にして、できるだけ重厚感があるように頑張りました。
直線的なヘアラインやバイブレーション加工のステンレスキッチン
オールステンレスキッチンにはかなわないですが
エンボスステンレスもまぁまぁ遠目で見たらかっこいいと思います。たぶん。
重厚感を出してるのは下げ天井
多分、一番重厚感を出しているのは木の下げ天井です。
重たさを出す為にあえて一段天井を下げた事は正解でした。
工務店さんと大工さんのお陰で、めちゃくちゃカッコイイ下げ天井にしてくれました。
さらに、耐震構造上、キッチンとリビングの間に1本柱を入れないといけなくなったのですが
それがちょうど下げ天井とマッチして、よりカフェっぽさを演出してくれています。
手探り手探りしながら作り上げたこの天井。
時の流れと共にどんな風合いになっていくのかも楽しみです。
何年も前から思い描いていた、
シンプルヴィンテージ重厚感のあるカフェ風キッチンになったかな？
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