家づくりを始めたら、最初の見積もりよりだいぶオーバーしてるーー!お金がない。
夢のマイホーム、現実はこんなものです。
わが家は余裕を持って住宅ローンを借りたわけではないので、最初の見積もりよりオーバーしたら貯金に手をつけるしかない、という状態でした。
何か削れるところはないか?と考え色々なものを自分達で調達する「施主支給」をすることに。
ですが施主支給をしたことで、標準仕様よりグンっと安くなり、さらにめちゃくちゃおしゃれに仕上がりました。
そんな、安くておしゃれを叶える施主支給。
わが家が実際やってみておすすめだと思ったもの9個と、「それはさすがに…」と工務店に断られたものを紹介します。
気づけば30代!住宅ローンを組むなら早い方がいいと聞く。家を建てたいが、焦るだけで何をすれば良いか分からない…。
と思っていませんか?私も家づくり迷子だったから分かります。
でも、悩むばかりでとても無駄な時間を過ごしてしまいました。
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【安くておしゃれ】施主支給したおすすめの物9個
実際施主支給して成功したおすすめのものをご紹介する前に、そもそも施主支給とは何かおさらいします。
施主支給とは?
施主が家に必要な材料や商品を購入し、施工業者に渡して取り付けてもらうことです。
メリット
- 施工業者を通さない分、安く物を調達できる
- 好きなデザインのものを選べる
- 他の家と被らない
デメリット
- どこまで施主支給して良いか施工業者によって違う
- 自分で買ったものなのでトラブルがあった時の責任を負う必要がある
- 購入したものの置き場に困る
ということを承知の上でやらないといけません。
なので言い換えれば、後々トラブルになりにくいもの、トラブルがあった時も自分たちでなんとかできるよ〜というものが、施主支給におすすめの品なのです。
わが家が実際施主支給して良かったおすすめの物9個
- 照明
- ペーペーホルダー
- タオルハンガー
- 洗面ボウル
- 洗面の水栓
- ミラーキャビネット
- カップボード
- ポスト
- カーテン
どういうふうにおすすめなのか?
どんな商品を買ったのか、それぞれ詳しくご説明しますね。
照明
施主支給品のおすすめとしてよく挙げられてる照明。
わが家もダウンライト以外の照明はほぼ全て、ネットで買いました。
しかも、うちの電気屋さんは気前の良い人だったので、「好きなの買って渡してくれたらいつでもつけてあげるよ〜」という感じでお願いしやすかった。
なぜ照明がおすすめかというと、施工業者を通して買うと高くなる・ネットの商品の方がデザインが良い(他と被らない)
だからだと思います。
勿論、業者のカタログにもおしゃれな照明も多々あるんですが、めちゃくちゃ高いんですね。
あと、ネットの商品って無数にあるので、他の家と被らない、他と差別化できるポイントが照明なのかなって思います。
やっぱりわが家でも真っ先に「めっちゃおしゃれ」と褒められるのは照明なんです。
わが家が施主支給した「褒められ照明」については、後日別記事に載せますね。
ただ、照明というのはデザインだけではなく機能面もとても重要です。(当たり前ですが)
例えば、わが家のトイレの照明。
オーデリック ウォーター 水のゆらめきが灯る照明で、めちゃくちゃお気に入りですが、実は結構暗めなんですね。
「ホテルっぽくて良いね」と言われることが多いんですが、汚れが見えにくいので掃除がやりにくいな〜って思ってます。
配線にもかかわる部分ですし、取り付け口と合わなければせっかく照明を買ったのに使えないとなることもあります。
トラブルを防ぐためにも、施工業者としっかり打ち合わせして決めましょう。
ペーパーホルダー
トイレットペーパーのホルダーも施主支給して正解でした。
その理由は、ペーパーホルダーはトイレと同じメーカーの標準仕様だと、まぁまぁ高い。
なのにデザインは普通だったりダサかったり。
施主支給で好きなペーパーホルダーを買った方がおしゃれな上にお得というメリットしかないんですね。
ペーパーホルダーはトイレの見積もりの中にほぼ含まれてるものなので、何も言わなければそのまま標準仕様になってしまうかもしれません。
確認してみてください。
わが家はトイレの雰囲気に合わせてアイアンと木製のペーパーホルダーを選びました。
2連にしたのは、1連で今まで不便だと感じたことが多かったから。
あと、トイレにめっちゃスマホを持って行きたいタイプなので、ペーパーホルダー上に物が置ける天板があるタイプに絶対したい!と思いコレを選んだのです。
>トイレットペーパーホルダー おしゃれ 2連 木製 ダブル 二連 アイアン トイレットペーパー トイレ 収納 コストコ TPH-29 ブラウン FH-S8
タオルハンガー
施主支給がおすすめの理由はタオルハンガーと同じく、価格、デザインともにネットなどで買う方が良いからです。
わが家はトイレと洗面所のタオルハンガーを施主支給で買いました。
デザイン面ではどちらも気に入っていますが、機能面ではトイレにつけたものの方が気に入っています。
理由は、タオルと壁との間に大きな隙間ができるから。
タオル掛けの後の壁がカビで黒ずんでいる家を見たことがあり、あまり壁とタオルが引っ付かないものを選んだ方が良いと思います。
>タオルハンガー ペーパーハンガー アイアンタオル掛け キッチン 雑貨 64185
洗面ボウル
洗面ボウル、次に紹介する水栓、ミラーキャビネットをそれぞれ施主支給で購入し、造作洗面台を作ってもらいました。
わが家も、正直嫌がられました。
なので、おすすめかというと失敗した時のトラブルを考えるとそんなにおすすめできないんですが、わが家の場合施主支給して正解だったと思っています。
というか、パーツをバラバラに購入して組み立て作ってもらう以外、自分好みの洗面台は他になかったんです。
これしか選択肢がなかったということですね。私のこだわりが強すぎたんですね…↓
配管と関わる部分なので「この洗面ボウルなら取り付けてもらえますか?」と工務店に一つずつ相談しながら決めました。
結果的に造作洗面台は、最初見積もりに入っていたメーカー標準のシステム洗面台(一番ランク下)より安くできたので驚きです!
洗面ボウルは、インクコーポレーションの人工大理石 INK-0413002Hを使ってます。
販売実績も10年以上あるらしく、電話応対も良かったので安心して使えます。
洗面の水栓
造作洗面台の水栓も自分で選びました。
- 洗面ボウルに取り付けできる太さであること
- 洗面ボウルからはみ出さない長さであること
- 上につけるミラーキャビネットに干渉しない高さであること
- 洗面ボウルと水栓の間に頭を突っ込める適度なスペースはあるか?(ココ重要)
造作洗面台はパーツをバラバラに選ぶため、いざ取り付けてみたら何かと何かがぶつかるとか、使えないとかなると大変なので、慎重にサイズをはかりながら決めました。
施主支給って、地味にめっちゃ面倒です。
結果的にLIXIL キッチン用水栓【SF-E546SY】
を選びました。
(もちろん、工務店にこれ取り付けられますか?と相談して決めました)
キッチン用のものだと思いますが角ばった水栓がかっこよくて、高さも適度にあり、ホースも伸びる。そしてなんと2万円程度という安さ。
ミラーキャビネット
洗面台のミラーはおすすめの施主支給でよく紹介されています。
機能性が高くて安いものが多いですからね。
特に、サンワカンパニーのミラーキャビネットは色んな方のブログやインスタで見かけます。(ティッシュがミラーキャビネット下から出てくるやつ)
わが家のミラーキャビネットもサンワカンパニー。
サンワカンパニーのミラーって本当に、モダンでスタイリッシュでかっこいいものが多いんですよ。全て採用したいくらい。
カタログを見てるだけで心ときめきまくってましたが、機能面やサイズ感を考えて、シンプルな2面鏡の「プレーンVミラーボックス」を選びました。
ちょっと盲点だったこと。
ネットで注文したミラーキャビネット、まだ家を建てる前の借り暮らししていた狭い実家に届いたんですね。
それはそれはデカいし重い。
一旦置いておくにも置き場に困りました。
また、新居に持ち込むのも私の車に乗せて運びましたが、鏡が付いてるので慎重に扱わないといけなくて運び出すのも車に乗せるのもヒヤヒヤしました。
カップボード
本当はメーカー(リクシル)のカップボードも良いな〜と思ったんですが…。
見積もりがグンと上がってしまうので諦めました。
機能面も良いし、キッチンパネルと合わせるのでデザイン面でも良いんですが、とにかくお高い。
諦めてキッチンの背面に置くものは自分で選ぶことに。
カップボードというか食器棚とアイアンラックを買いました。
今時あまり食器棚って使うお家少ないと思いますが、私はレトロモダンな雰囲気の食器棚が好きだったので、カデルスライドガラスキャビネット 食器棚 を置いて良かったと思っています。
この高さの食器棚ってあまりないんですよね。
食器棚とアイアンラック両方合わせて7万円くらいでした。
価格面では施主支給して良かったけれど、キッチン背面にピッタリサイズで置ける家具を探すのは大変苦労しました。
カデルスライドガラスキャビネットロー cadeal食器棚にも、書棚にもできるシンプルな日本製キャビネット オーク 無垢 アデペシュ
ポスト
ポストはこちらの置き型のものを自分で購入しました。
ポストに関しては費用を節約したかった訳ではなく、工務店とのやり取りのミスなんですが…。なので本当は門柱タイプのポストにしたかったんです。
門柱を置きたいと思っていたところが気づけばコンクリートで埋められていたので、できなくなってしまい。置き型ポストした選択肢がなくなってしまいました。
デメリットもありますが、置き型ポストの場合は場所をすぐ変えられるし、すぐに買い替えもできるので融通がききます。
ポストではなく、やっぱり宅配ボックスにしたいと思ったら買い替えるだけで済むんです。これが門柱タイプのポストにしていたらそうはいきません。
価格面も置き型ポストは宅配ボックスでも1〜2万円程度で安いんです。
カーテン
カーテンは施工業者によって建築費用に含まれる場合と、含まれない場合があります。
わが家の場合、含まれてなかったので施主支給になりました。
自分でカーテンをつけて思ったのは、カーテンの価格は本当にピンキリだということ。
なぜそう思ったかと言うと、こんな経緯です↓
わが家は最初、近所の老舗カーテン屋に家中全てのカーテンをお願いすることにして見積もりを出してもらいました。
すると1階17万円、2階11万円で合計28万円の見積もりが…!
予算的に無理ということで、オーダーカーテンは1階のみにして、2階のカーテンはニトリの既製品と、ネットオーダーすることに。2階のカーテン代は27000円で済んだのです。
カーテン屋の2階の見積もりと比較して8万円以上安くできたのです!
このカーテンの価格差におったまげたのですが、これ、もし建築費用にカーテン代が入ってる場合、おそらくニトリのような安価なものではないと思います。
(つまり結構な金額の予算が含まれてるということ)
カーテンは施主支給した方が価格のコントロールがしやすいパーツだと実感しました。
施主支給したかったが断れられたもの
施主支給に対してユルイ考え方の工務店でしたが、「それはちょっと…」と断られたものもあります。
それは、キッチンやお風呂などの設備です。
夫の友達が建材屋で、聞いてみたらかなり安く仕入れられるとのこと。
ちまちました小物で節約するより、100万円単位の設備系で節約できるとかなり大きい!
(仲の良い友達だから仕事をまわしたいという思いも)
ということで、工務店にお願いしてみたのですが、
「さすがにそれはちょっと無理です」
と断られました。
確かに今振り返って考えると、工務店からすればそこまでするならもう工務店は必要ないじゃないか。自分達でやれよって思うかもしれません。
それに、モノは仕入れることができても、取り付けはどちらの業者がするのか?
どこからどこまでが誰の責任か?などややこしい。
後に水漏れなどのトラブルがあった時、誰がサポートしてくれるのかも分かりません。
さすがにキッチンなどの設備を施主支給したい、というのは浅はかだったと思いました。
おすすめの施主支給 まとめ
実際施主支給してみて良かったもの、断られたものをご紹介しました。
照明やペーパーホルダーなどは、施主支給することで費用を抑えることができる上、他の家とデザインで差別化でき、センスの良いおしゃれな家に見えるのでぜひやった方が良いと思います。
カーテンに関しても、業者によって価格幅が驚くほどあるので、施主支給することで数十万単位の節約も可能になってくるでしょう。
一方、造作洗面台に関してはわが家は施主支給でやりましたが、どのお家にもおすすめと言えるわけではないと思ってます。
失敗するリスクもあるだろうなと。
施主支給したものの責任は施主にあります。
サイズ違い、型違い、取り付け前に壊してしまったなどで使えないとなると逆に損です。
一つ一つ施工業者に相談や確認をとりながら選びましょう。
外構計画を後回しにして60万円損したわが家の話
家の外構計画を後回しにすると、大損するかもしれません。数十万円損したわが家のリアル体験談をお話しします。
めしうま外構って地味に高くつくっていうもんね。
外構にかける予算にゆとりがなくて、家が建った後ぼちぼちやっていこうとなったんですが、家を建てた業者と外構業者が違ったことで連携がうまく取れず、余計な工事が増えてしまったのです。
めしうまどんな工事?
まず、ポスト。これは工務店も悪いのですが、自分の会社で外構しなくて良いからと、外構計画をせずに、アプローチ全体をコンクリートで固めてしまったのです。
なので、地面に固定するポストが設置できなくなりました。
今から地面にポストを固定したいとなったら、その部分のコンクリートを割る工事をしないといけないので、無駄にお金がかかってしまうんです。
そして、数十万円の大損したのが、フェンス工事。
家を建てる時、壁(ようへき)の工事をしたのですが、その時にフェンス用のブロックをついでに乗せておいてもらっていたら…。(フェンスの柱を支えるためのブロックです)
後にフェンス工事をする時に、ブロック工事は不要だったのでその分安くなってただろうなと。
フェンス工事をする時、外構業者にブロックを積むだけで60万円かかるって言われて。
めしうまえーーー!60万円も!
ブロック自体はそんなに高いものじゃないから、施工費が高いそうです。
どれだけ予算が少なくても、外構を後からする場合でも、絶対外構計画だけは先にやっておいた方が良い。肝に銘じて、そう思いました…
なんですが。
なんとか安くフェンス工事ができないかと調べて、安くできる方法を見つけました。
最初、他の業者でフェンス工事110万円(ブロック工事+フェンス代)と言われたのを70万円まで抑えることができたのです!
その安くできた方法とは、相見積もりです。
ネットで外構工事の相見積もりを取れるサイトがあったので利用しました。
正直、フェンス代は損したけれど、最終的に40万円も抑えられたので、相見積もりって大事なんだと実感した出来事でした。
私はタウンライフエクステリアで外構費用の相見積もりを取りました。
外構費用この金額が正当なの?もっと安くならない?
と思ったら、ぜひ利用してみることをおすすめします。
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