リクシルショールームの説明の中で、一番よく分からなかったキッチン。
理解出来なさ過ぎて、ショールームに6回も通い説明を受けたので随分詳しくなりました(笑)
それくらいキッチンって設備系の中だと分かりづらいものだと思います。
リクシルのキッチンは
シエラ⇒アレスタ⇒リシェル
の順にグレードと価格が上がるのですが
リシェルは高級ラインなので一旦ここでは置いておいて
価格も見た目も性能も似ている
シエラとアレスタの違いについて比較したいと思います。
リクシルキッチン アレスタvsシエラの選ぶポイント
いくつか違いがありますが、ザックリ一言でまとめるならば
● シエラは価格が安くデザインも機能も超シンプル!最低限のものが備わっている
● アレスタはデザインのバリエーションもオプションも豊富で、便利機能が多い!
なので選ぶポイントとしては
- 価格を重視するのか(シエラが良い)
- デザイン面なのか(アレスタが良い)
- 機能面なのか(アレスタが良い)
この3点で、何を優先して選ぶか?
優先順位をつけておくと選びやすくなります。
リクシルキッチン アレスタvsシエラの違いを比較!
価格面の違い
価格面を優先するならシエラに軍配があがります。
安いからと言って性能が悪い訳ではなく、ベーシックなものがきちんと備わっています。
メーカー価格の違い
- シエラ 50~75万円
- アレスタ 67~140万円
割引率の違い
上記の価格はメーカ希望小売価格で、実際はこの価格から割引されます。
割引率は業者によって違いますが、シエラが一番割引率が高いので、元々安い上に割引も高いためお得なのです。
機能面の違い
機能面はアレスタの方が充実しています。
オプションとして選べる機能のバリエーションが多い。ただ、何でも便利とオプションを付けていくと高くなります。
アレスタのシンクはひろびろシンクが選べる
シエラのシンクはシリーズによりますが
横幅77cm×奥行き45cm前後
の大きさのシンクです。
ステンレスシンクと人造大理石シンクで、少し大きさや形が違います。
アレスタの場合は、もっと大きな「ひろびろシンク」に変更出来きます。
- ひろびろキレイシンク(人造大理石)の場合は横幅92cm
- ひろびろラクリーンシンク(ステンレス)の場合は横幅94cm
ととても大きなシンクになります
(ただ、シンクが大きくなると真ん中の作業スペースが小さくなってしまうんですけどね(^^;)
アレスタのシンクはWサポートシンクが選べる
アレスタのシンクは「Wサポートシンク」というものに変更できます。
Wサポートシンクとは、シンクに2段のレーンを付けて2種類のプレートを置き
調理や洗い物がスムーズにできるシンクの事です。
(我が家のキッチンシンクはWサポートシンクにしました)
アレスタの引き出しはドアポケットを付けられる
シエラもアレスタも通常のドアは引き出しになっています。
(開き戸タイプもあります)
アレスタはオプションとしてドアポケットが付けられます。
通称パタパタくん
ドアポケットを付けると、引き出しを開けずに軽く押すだけでドアが半開きになり
包丁やラップなどサッと取りたい物を取り出しやすくなります。
収納の奥行きが違う
シエラとアレスタでは収納の奥行きサイズが違います。
間口255cm/奥行65cmの標準的なキッチンの場合・・
シンク下の収納の場合‥
シエラが37.5cmなのに対して、アレスタは約44cm(我が家の)
6cmも違います。
他の引き出しも奥行きに違いがあり、5~10cmシエラの方が小さくなります。
たかが5cmと思う事なかれ。
キッチンの5cmは貴重です。
因みに・・
ショールームスタッフの方でもアレスタとシエラの奥行きの差について知らない方がいました。
最初に案内してくれた方なんですが
「アレスタとシエラの奥行きはほぼ一緒ですよ」
と言っていたのでそれを信じていたのですが・・・
全然違います。
デザイン面の違い
デザイン面の違いについては、一番目でみて分かりやすい違いではないでしょうか?
アレスタの方がデザインバリエーションが多く、オシャレなものが多いです。
扉の色と取っ手の種類がアレスタの方が多い
扉の色
- シエラ‥‥23色
- アレスタ‥‥46色
取っ手
- シエラ‥‥3種類
- アレスタ‥‥11種類
扉と取っ手の組み合わせパターン数
- シエラ‥‥41パターン
- アレスタ‥‥272パターン
シエラは扉の色は割と多いんですが、取っ手の数が少なく簡素です。
なので、組み合わせパターン数にするとシエラは41パターンしかないんですね。
シエラを見た後アレスタを見ると、やっぱりアレスタかな~って思ってしまいました。
シエラは収納の一番下の扉の色が違う
シエラの場合、収納の一番下の段の扉の色がシルバーになってしまうんです。
ここだけ、扉カラーと一緒にならないんですね。
これが嫌という人はイヤですし、そんなに見えないから気にならないという人は気にならない部分。
(私はこれがイヤでした)
アレスタは、一番下の段の扉の色も同色です。
車でも一番下のグレードはドアノブやサイドミラーが黒だったり
って事がありますが、そんな感じですかね。
我が家のキッチンはシエラの予定でしたがアレスタに
私は料理がそこまで好きでないのでキッチンに拘りはない。
お風呂にお金をかけてキッチンは安くて良いと思っていました。
だから元々はシエラにしようとしていたのですが
何回もショールームに通い、実物を見たり説明を聞いたりしているうちに
アレスタの方がやっぱり良いな~となってしまいました。
(これ、リクシルで家を建てた知人が皆口を揃えて同じ事を言うんですよ。)
やっぱり上を見てしまうと‥
シエラでは物足りなくなってしまうんです。
特に最初は、目で見て明らかに違いが分かる
扉の色と取っ手のデザインが豊富なアレスタに惹かれました。
↑特にこの「ウォルナット」色とステンレストップの組み合わせに惹かれました。
ですが、扉の色だけでグレードを上げるのは勿体ない‥
シエラで良いか、と思っていたのですが
私がシエラで一番ネックだったのが
- 収納の奥行き
- 収納の一番下の扉の色が違う
ことでした。
キッチン収納での5cmというと、結構デカい。
そして、収納の一番下の扉だけシルバーなのが
なんとなくチープな感じがして嫌だったんです。
(数年前のシエラはここも同色だったんですが、モデルチェンジしたようで‥)
でも予算の兼ね合いで、キッチンにお金をかけるとオーバーしてしまう。
なぜかシエラよりアレスタの方が安くなった!
シエラとアレスタで見積もりを取ったけれど、値段的にはシエラの方が安い。
価格を取るか、見た目や機能面を取るか‥
色んな削れるところを削り
もう一度シエラとアレスタで見積もりを取ったら
メーカー価格はアレスタの方が5万円程高かったのですが
このプランの場合はアレスタの方が割引が高くなり、最終的に安くなります!
と業者の価格はアレスタの方が安くなったのです。
なぜか理由を聞いても、工務店の方はよく分からないらしく
詳しい事は分からないんですが、材料屋さんによると、このプランの場合はアレスタの方が割引が良くなるみたいなんです~。そんな事もあるんですね~
という事で我が家はアレスタのキッチンにしました。
リクシルキッチン アレスタvsシエラのまとめ
いかがでしたか?
- シエラは超シンプルなデザイン・機能で安い
- アレスタはデザイン性が高くて便利機能が多い、けれどシエラ程は安くない
価格面を重視しながら、機能面、デザインを兼ね揃えてくれると良いのですが
そうも都合よく行かないものですね(^^;
ですが我が家のように、アレスタの方がシエラより安くなる場合もあるんですね。
コメント